Macで簡単に大量のデータをコピーする方法

terminal

新しいハードディスクなどを購入して、データを外付けのハードディスクなどに移す際に、Mac標準のFinderを利用してデータをコピーすると途中でエラーが発生することが多々あります。

どうやらMac標準のFinderでは大量のデータを扱うのが苦手なようです。

ファイルを大量にコピーする場合、非常に時間がかかるので寝てる間に実行したりします。

朝起きてファイルのコピー状況を確認した際にエラーで止まっていると悲しくなりますよね。

どこまでコピーが終わっているかも目視で確認したりする必要もあり、時間も結局かなりかかってしまいます。

Windowsであれば「FastCopy」のようなツールが沢山有るのですが、Macではあまり見かけません。

あるにはあるのですが、数千円する有償アプリになってしまいます。

そこで、今回はMacの標準で利用できるターミナル(※通称黒い画面)を利用してコピーをする方法をご紹介します

※よくプログラマの人などがいじっているツールですが、Macの場合、標準だと画面は白いです。

ターミナルについて

ターミナルは、コマンドという命令文を記述することでMacの操作をおこなえるツールです。

基本的に文字だけで操作するので、始めて触る人には心理的なハードルがとても高いツールですが、単純な機能であればとても簡単に便利に利用できます。

まずはターミナルを起動

ターミナルは、「アプリケーションフォルダ」内の「ユーティリティフォルダ」にあるので、まずはターミナルを起動しましょう。

ファイルをコピーするコマンド

ファイルをコピーするコマンドには2つ有り「cp」と「rsync」があります。

ファイルを単純にコピーするなら「cp」

ファイルをコピーするだけであれば「cp」というコマンドを利用してコピーするのが簡単です。

このコマンドでは以下のオプションを設定することができますが、単純にコピーするだけであれば「-vr」のオプションだけ覚えておけば良いでしょう。

  • -f:コピー先に同名のファイルが存在していた場合、パーミッションに書き換え許可がなくても強制的に上書きする
  • -i:コピー先に同名のファイルが存在していた場合、確認のメッセージを表示する
  • -R:ディレクトリを再帰的にコピーする
  • -H:「-R」オプションを指定した場合に引数で指定したシンボリックリンクをたどる
  • -L:「-R」オプションを指定した場合にすべてのシンボリックリンクをたどる
  • -P:「-R」オプションを指定した場合にシンボリックリンクはたどらない
  • -p:ファイルのオーナー、所有グループ、パーミッション、タイムスタンプなどの属性を保持する
  • -n:既存ファイルを上書きしない
  • -v:コピーされたファイルを表示する

記述方法

コマンドは以下のように記述します。

「コピー元」にある「wordpress」フォルダを「コピー先」にコピーする場合

フォルダはfinderからドラッグしてくることで入力することができます。

動作サンプル

terminal-cp

ファイルを同期するなら「rsync」

「cp」コマンドと違い「rsync」コマンドを利用するとコピー元とコピー先の差分のみをコピーできるようになります。

そのため、バックアップで利用する場合は「rsync」を利用すると、重複ファイルなども特に気にせずにファイルをコピーすることができます。

この「rsync」コマンドでは、以下のオプションを易溶することができます。
大量のファイルを同期する場合は「-v」をつけて置くことで、ファイルのコピー状況を確認できるようにしておきましょう。
rsyncの場合はすこし面倒ですがオプションも活用できるようにしておいたほうが良いでしょう。

  • -a:アーカイブモード。-rlptgoD を指定した時と同じ動作になる。
  • -r:ディレクトリを再帰的にコピー
  • -l:シンボリックリンクはそのままシンボリックリンクでコピー
  • -p:パーミッションをそのままコピー
  • -t:タイムスタンプをそのままコピー
  • -g:グループをそのままコピー
  • -o:所有者をそのままコピー
  • -D:デバイスファイルやを特殊ファイルをそのままコピー
  • -v:処理状況を表示
  • -z:データを圧縮して転送
  • –ignore-existing: コピー先にあるファイルはコピー対象外にする
  • –ignore-non-existing:コピー先に存在しないファイルはコピー対象外にする
  • –existing:コピー先に存在しないファイルはコピー対象外にする
  • –delete:コピー元で削除されたファイルはコピー先でも削除。

記述方法

動作サンプル

terminal-rsync


まとめ

ターミナルでコマンド操作するのも、機能を限定して行えば比較的簡単に扱うことができます。


ダブルドット合同会社 代表社員
Webディレクター
1980年生まれ

  
大学卒業後、法律事務所にてシステム部の部長として、ホームページを活用してわずか数年で数人規模から数百人規模へと成長させ、その経験を元に、ECサイト制作会社にてディレクターとして小規模から大規模のディレクションを行う。
インターネットになれないWeb担当者や店舗オーナーの方にもインターネットの恩恵を受けられるようにしたいと思い、2015年にダブルドット合同会社を設立。

「デジタルデバイドなくす」をモットーに誰もがインターネットの恩恵を受けられる社会を目指して活動中。

趣味はロードバイクで、休日は晴れていれば基本的に走っています。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

Chatworkによるお問い合わせ・ご相談

ダブルドット合同会社ではChatwork(チャットワーク)というビジネスチャットツールを使ってのお問合せも受け付けております。
ご利用になる場合は弊社アカウントまでコンタクト申請をお願いいたいします。
もちろんお電話やフォームからのお問合せでも構いません。お好みの方をお使いください。対応速度はチャットワークの方が若干早いと思います。

SNSでもご購読できます。